海外の顔文字
欧米の顔文字は横倒しで、首を左に傾けると顔になります。よく使う形を意味つきで並べ、日本の顔文字との構造の違いも整理しました。
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読む向きが九十度ちがう
欧米の顔文字は横倒しです。:-) を時計回りに九十度回すと、コロンが両目、ハイフンが鼻、閉じ括弧が笑った口になります。日本の顔文字は正面を向いていて、括弧が顔の輪郭を作ります。首を傾げないと読めない形式と、そのまま読める形式という違いです。
感情が出る場所が逆になる
構造の違いは、変わる部品の場所に現れます。欧米式は口が変わり、目は : のまま動きません。日本式は目が変わり、口はそのままのことが多くあります。
| うれしい | 悲しい | |
|---|---|---|
| 欧米式 | 🙂 | 🙁 |
| 日本式 | (^_^) | (T_T) |
目だけを見れば欧米式は区別がつかず、口だけを見れば日本式は区別がつきません。海外の顔文字が二、三文字で済むのは、動かす部品が一つだけだからでもあります。日本式が長くなるのは、目・口・頬・手をそれぞれ別の文字で持っているためです。どの文字がどの部位にあたるかは顔文字の意味一覧に表があります。
鼻を打つか打たないか
:-) と :) は同じ意味で、鼻のハイフンがあるかないかだけの違いです。どちらも通じます。おもしろいのは、その鼻の位置が差し替え口になっていることで、8-) の 8 は眼鏡、:-{) の { は口ひげです。部品を入れ替える作り方そのものは日本式も同じですが、欧米式では鼻という一つの位置がその差し替え口を兼ねているところが違います。
両方の作りが混ざる形
欧米式と日本式は、部品の単位では混ざります。¯\_(ツ)_/¯ は ¯ が上げた手のひら、\_ と _/ が腕で、顔にあたる位置にカタカナの ツ(U+30C4、KATAKANA LETTER TU)を置いた形です。一文字ずつの分解は肩をすくめる顔文字のページにあります。卓袱台返しの (╯°□°)╯︵ ┻━┻ は、正面を向いた日本式の顔のうしろに、罫線素片で組んだテーブルを続けた一列で、こちらは卓袱台返しの顔文字にまとめてあります。
Scott Fahlman の投稿
:-) と :-( は、1982年9月19日にカーネギーメロン大学の電子掲示板へ Scott Fahlman が投稿しています。冗談として書いた文を見分ける印として提案されたもので、横倒しに読む作りはこの時点ですでに今と同じです。
ウェブに貼るときの注意
<3 のように < を含む顔は、HTML の本文にそのまま書くとタグの始まりと解釈されて消えることがあります。ブログや掲示板に入れるときは < に置き換えてください。\o/ の \ も、環境によっては円記号として表示されます。日本式の顔をまとめて見たいときはかわいい顔文字を、\o/ にあたる腕を上げた日本式の形は応援顔文字を見てください。