汗の顔文字
汗つきの顔文字を32個ならべました。汗は表情そのものではなく、どんな顔にも足せる一滴で、足した瞬間に断言が保留になります。
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汗は表情ではない
笑顔や泣き顔とちがって、汗という表情はありません。汗は、すでにある顔に一滴足すものです。そして足した瞬間に、その顔の言っていることが半分取り消されます。
(^_^) は素直に笑っています。(^_^;) は笑ってはいますが、笑うしかない状況にいます。(・∀・) は機嫌がよく、(・∀・;) は機嫌のいいふりをしています。文字は一つしか増えていません。汗は、文末の「…」とほぼ同じ働きをしています。
覚えるのは位置だけ ── ; は目に入ると涙になる
汗を書く文字は ; と ;(SEMICOLON と FULLWIDTH SEMICOLON)ですが、同じ文字が目の位置に入ると涙になります。
(・∀・;)──;が目の外側、輪郭のきわにある。これは汗。(;ω;)──;が左右の目そのものになっている。これは涙で、泣いている。
まったく同じ記号で、意味が正反対になります。汗のつもりで ; を目の位置に置くと、相手には泣き顔として届きます。汗にしたいときは、必ず目より外側、括弧のすぐ内側か外側に置いてください。
左に置くか、右に置くか
(;´∀`) と (´∀`;) はどちらも成立します。左に置くと顔より汗が先に読まれるので、焦りが前に出ます。右に置くと顔を見てから汗に気づくので、あとから本音がのぞいた形になります。差はわずかですが、長い文の末尾では右側のほうが落ち着きます。
量を増やしたいときは ; を重ねます。( ̄Д ̄;; のように二つ、三つと足していくと、汗の量がそのまま増えます。この形では括弧を閉じないことが多く、閉じないことでさらに収拾のつかなさが出ます。
; 以外の三つの書き方
A(LATIN CAPITAL LETTER A)── 顔の外に置いて汗の粒に見立てます。(^_^Aのように、括弧を閉じる代わりに置く形をよく見かけます。顔の中身を一切変えずに汗だけ足せるのが利点です。汗(漢字一字)──(´Д`)汗。記号ではなく言葉として置くので、涙と読み違えられることがありません。フォントを選ばず、同じ形で表示されます。トホホのような擬音 ── 汗そのものではありませんが、汗と同じ働きをします。汗と併用すると強すぎるので、どちらか一方にするのが普通です。
汗が足す三つのニュアンス
同じ一滴でも、下地の顔によって意味が変わります。
- 苦笑い・照れ隠し ──
(^_^;)(;^ω^)。笑った顔に汗。「まいったな」。 - 焦り・冷や汗 ──
(;´Д`)(;゚д゚)。驚いた顔や開いた口に汗。「まずい」。取り返しがつかないところまで行った顔はなんてこったいの顔文字にあります。 - 呆れ・言いよどみ ──
( ̄▽ ̄;)( ̄~ ̄;)。閉じた目や波打つ口に汗。「なんと言えばいいのか」。
照れだけを出したいなら、汗を使わずに手を足す方法もあります。( ̄▽ ̄)ゞ の ゞ は頭をかいている手で、これは焦りを含みません。照れそのものを集めたのは照れる顔文字のほうです。汗を足すと、そこに「困っている」が加わります。
絵文字の水しぶきではなく ; を使う
絵文字の水しぶきは四バイト文字です。フォームやデータベースによっては保存時に落ちたり、別の記号に置き換わったりします。半角の ; は ASCII の一文字なので、三バイトまでしか保存しない古い列にもそのまま収まります。確実に残したいなら記号のほうを選んでください。
決め顔に汗を一滴足すと強がりになります。キリッ顔文字と見比べてみてください。どの文字がどのパーツなのかは顔文字の意味一覧に、表情ごとの一覧はかわいい顔文字にまとめてあります。